2007年02月28日

続・Podcast

思った通り、Podcastは熱くなってます。短時間(数分〜十数分)のものが中心とはいえ、例えばイギリスでいえば、BBC系で4〜5個、SkyTV系で4個程度はニュースが配信されていて、コテコテの国内ニュースを多数楽しむことができます。一通り見た感じ、BBC Worldではカバーされないような小ネタが続出で、これは楽しい。

早く、放送全てが配信されるようになればいいなと思います。既に、YahooBB等では、ADSL利用のテレビがスタートしていますので、技術およびインフラ的には問題なさそう。トラフィックが増えた場合の幹線については、不安もありますが、これはトラフィック比例で増強されるでしょう。とすると、制度面等で難しさがあるのでしょうか? 個人的には、NHKに受信料払うのはちょっと、という感覚ですが、BBCなら受信料払ってもいいかなと思うのですが(BBCの受信料がいくらなのかは知りませんけどね)。
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宴会続き

異動前後で、宴会続きです。それも明日で一服。

引継書はほぼ仕上がり、途中段階だった仕事については、あらかた中間報告として中締めが完了しました。後は周辺整理だけです。引継書は結局45ページで、我ながら力作になりましたが、これだけで完全な引継ぎが成功するかというと、そうではないんでしょうね、と。

新しい場所では、私がそれを受ける側になりますが、結局のところ、十分な引継ぎをしたところで、受ける側にそれをハイスピードで受け入れる力がないと、片手落ちです。私にその能力があるかどうかはわかりません。ただ、今回は一つのトライアルとして、形式知としては、効率の良い受け入れ力のためにどういう要素があるのだろうか、と模索しながら消化していこうと思います。

私はゼネラリスト育成反対派だと誤解されるかもしれませんが、ゼネラリストの良い面も理解しているつもりです。ただ、現状のやり方で全く問題がないわけじゃないな、と感じているだけなんですね。
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学者のウソ

掛谷英紀「学者のウソ」読了。

最近は、学者にもいい加減な言論が目立つ、どうしてこうなったのか?という問題意識に対し、学歴エリート層における倫理破綻に原因を求めるべきでは、という主張。

そのメインストーリーに付随して、学問の方法論についての記述も簡単にありましたが、個人的関心としてはこのあたりは興味深いものがありました。簡単にいえば、社会科学の自然科学に比較してのいい加減さの原因は、そもそも社会科学は複雑な現象を最初から扱ってしまったため、というもの。自然科学は、もっと単純な現象を扱ったからこそ成功したわけで、現在は既に壁にぶつかっている分野も多いとのこと(地球シミュレーション等)。確かにそうかな、とも思いますが、それが全てとも思えません。じゃあ他に何が要因なのかと言われると、すぐには言えないわけですが。

倫理の復活のためには、言論責任が鍵だとする主張は、これまで重いもしませんでしたが、納得感はあります。私も結果としては似たようなことを考えていたのですが、私の場合は思考プロセスの明確化によってそれを達成しようとしていたのですね。ただ、思考プロセスというのは、どうにでもお化粧できることも確かであり、やはり結果責任を問うという方が、影響力が大きいのは確かであるように思えます。

言論責任の事後評価にも難点は多いわけで、まずは、それ以外にも誠実な科学的思考をスクリーニングするための手法を色々と考えていくというアプローチもあるのかな、と。いずれにせよ、なかなか楽しめる書でした。

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2007年02月25日

単語チェック

少々溜めてました。相変わらず、日々わからない言葉が続出します。

■...where he was born and where resentment engendered by his refusal to be drafted into the Vietnam War has not entirely died away.
resentmentはill feeling, engenderはcreate/arise, have offspring

■...has slowed his once-graceful gait.
gaitは manner of walking, pattern of horse's steps, speed or progress

■In Zurich, any cardboard brought home must be recycled,
cardboardは「ボール紙」。段ボールはcorrugated cardboard, 段ボール箱は a corrugated carton。corrugateはアクセント最初で、「(金属に)波形をつける」「(額などに)しわを寄せる」。この辺は、知らなきゃ知らないよ、という世界ですね。

■and sending comparatively affluent Korean bachelors to searching for brides in teh poor corners of China and Southeast and Central Asia.
bachelorは、bachlor's degreeの印象が強いですが、もともとは「未婚男性、独身男性」で、この文脈でもそう。

■I'm an extrovert.
extrovertは、outgoing person, somebody with interest outside self。反対はintrovert。パーソナリティ説明の時に必須ですね。類義語だと、gregarious person, assertive person等。

■Critics say the business demeans and takes advantage of poor woman.
demeanはhumilate, degrade

■Then, with boarding-time beckoning,
beckonは gesture to somebody to come, attract or tempt

■An iPod-inspired menagerie
menagerieは、知りませんでしたが「(動物園などの)動物の群れ」

■Officials say the GSPC is funneling North African fighters to Iraq
funnelは「じょうご」。verbだと、move into narrow space, concentrate resources somewhere。ガンダムでの「ファンネル」は、形がじょうごに似てるからかな?それとも、相手を窮地に追い込んでいくからか...

■incandescent lights/fluorescent lights
incandescent lightは「白熱灯」、fluorescent lightは「蛍光灯」。エネルギー効率が高い蛍光灯にシフトしましょう、という記事で。

■he was preparing himself "for seige."
seigeはmilitary operation。経験的に覚えていくしかないかなと。

■where just a push turns it into xenophobia.
xenophobiaは、ど忘れ。なんとなく覚えてたけど、自信がなかった。意味は「外国人恐怖症」

■Is such overt behavior acceptable in an office environment?
overtは unconcealed。tがつくだけで意味がわからなくなってしまいます。

■Our products are made by asthmatic dwarves. You should do a story on that.
asthmaticは「ぜんそく患者の」。Dilbertからのセリフ(笑)。

■Not enough? Okay, what if the dwarves are also polygamous serial killers?
polygamousは「多重婚の」、serialは in a series,「連続的な」。あれ、食べ物のシリアルはなんだろう、と思ったら、こいつはcerealでした。「穀物、穀類(通常複数形)」。発音が、serialは「シーリアル」、cerealは「セアリアル」みたいな感じで、微妙に違いますね。PC用語はserialの方。

■When you talk to the reporter, try to slouch, wheeze, and act henpecked to the point of homicide.
slouchは「前屈みに歩く」、wheezeは「ぜいぜい言う」、henpeckは「尻に敷く」、homicideは「殺人、殺人行為、殺人犯」。ここまではDilbert。

■it seldom jelled
jellは、「ゼリー状になる」「(計画・意見などが)固まる」。後者の意味で使われると、ゼリー状になって駄目なのか、良いのかイマイチわかりませんでしたが、良い意味なのですね。

■it was a very cynical move to try to assuage international concern.
assuageは releive something unpleasant、「緩和する、静める」

■that officials in Beijing also are complicit.
complicitは involved in something illegal

■He said Gao's detention comes only three months after...
detentionは process of being detained, punishment by being detained after schoo.。「引き留め、阻止、拘留」

■It also agreed to furnish a "list of all its nuclear programs."
furnishは、「供給する」「家具を備える、取り付ける」。後者の印象が強いのですが、前者は意外でした。割と堅い物言いです。

■But the deal omitted explicit mention of what would happen...
omitは「省く、抜かす」

■My take-home message is don't become complacent.
complacentは satisfied, eager to please,「自己満足した、ひとりよがりの」。これは知っていると思いましたが、全然違う意味だと思いこんでました。私もcomplacentでしたね(笑)。

■The institute proselytizes as though it were preaching a business religion,
proselytizeは「(人を)改宗、変節、転向させる」。こんなの知ってる必要あるのかな、という気もしますけど、まあ知ってる方がいいでしょ。

■以下は、わかんないというより面白いから。Dilbertです。
"How's your project coming along?"
"It's a steaming pile of failure. It's like fifteen drunken monkeys with a jigsaw puzzle."

■Not to belabor the point, but this thing is big.
belaborは「(問題などを)長々と論じる」、in short等で置き換えてもOKなんでしょうね。まあ、こういうのも味があるかなと。
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論より詭弁

香西秀信「論より詭弁〜反論理的思考のすすめ」読了。

30代前半は、論理思考について、それなりに鍛錬してきました。それなりになった部分もあるけど、まだまだ甘い部分もあります。そんな状態での現実社会への感覚として、「うーん、なかなか論理だけじゃ話が通らないケースが多いな、人間はちゃんと脳味噌を持つ生物のはずだけど...」というもの。

この違和感の解消に向けては、一つは「私の論理力は未熟すぎるので、それを改善することで違和感が消える」ということで、これは継続努力項目なんですが、もう一つの可能性は「論理以外に押さえておくべきことがある」線もあるよなということで、その問題意識に引っかかった新書です。

読んでみると、レトリック(修辞学)の専門家によるものでした。修辞学は、一般的な論理思考よりは上位概念にあたります。私なりに修辞学のヴィジョンを解釈すると、「言葉によって、いかに場や相手をコントロールするか」。確かに、論理以外の要素は多い。また、心理学も包含しているようです。修辞学はどうもギリシアのソフィストの悪印象が強くて受け付けなかったのですが、案外そうでもないのかも。

エキサイトして読み進むタイプの本じゃないですけど、平易に書いてあるし、個人的にはいくつか今後考えていく上でのヒントが得られました。

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インフラとしてのPodcast

Podcast、黎明期はコンテンツも少なかったのですが、最近は大手による無料配信も増えて、Video Podcastもそれなりに増えてきて、そろそろ情報インフラの一つとして確率してきた感があります。先ほど、面白そうな無料の番組をいくつか登録したところ、あっという間に「これは全部はチェックできない!」というくらいに溜まってしまいました。どれをチェックするかは私が判断すべきことだし、情報選別能力はいずれにせよ今の時代には必要なことから、ソースが増えること自体は歓迎すべきことです。これだけVideoも増えてきたのであれば、Video iPodも悪くないかも、と思いました。Video Podcastの解像度はそれなりのものが多いですけど、あの小さな画面であれば、丁度いいでしょう。

これもブロードバンド様々です。「光ファイバーにしようよ〜」というチラシが連日投函されてきますが、面倒くさいなあというだけで放置中。現在のADSL 50Mの実効スループットが15M程度として、光なら30M程度は出るんじゃないかなとも思いますが、どうも気乗りがしません。まあ、そのうちやりたいとは思いますけどね。

BBCでは、映像付きの特集ニュースやロンドン版が配信されています。これは、スカパー!で見ることのできるBBC Worldとは重複していない部分が多いので、ありがたい。BBC Worldだと、イギリス国内のニュースはどうしても少なくなりますからね。別に、イギリス国内ニュースをチェックする必要はないのでしょうが、諸々の事情で、私にとってはSecond母国(もちろんfirstが日本ね)って位置づけなので、なんだか気になってしまいます。できれば、Daily Mirrorなんかも購読したいんですけどね。

ともかく、もうPodcastは無視できぬ存在感が出てきましたなあと。
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Richard Branson

イギリスで脱線事故が起きてます。なんと、Virgin Train。

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しかし、Sir Richard Bransonの対応が素晴らしい。事故を聞きつけて休暇先のアルプスから舞い戻り、最初に病院で被害者と、同じく重傷の運転手を訪問。その足で事故現場に向かい、記者に取り囲まれたら質問に対応。

コメントでは、救急隊に感謝すると共に、運転手の事故回避努力を賞賛。なんでも、運転手は脱線した後も必死に列車を制御し、落下するまでにかなり減速することができたとのことで、事故の派手さの割には重傷者が少ない。死者はわずか1人(0人がベストだったのですが)。私の感覚でも、もっと死んでてもおかしくないと感じました。救急隊も、これだけの被害で済んだのは奇跡だと言っています。BBCでは受け答えの様子が流れていましたが、日本でよく見る経営者の対応とは、伝わる誠実さの度合いが段違い。器量の差なんでしょうね。

「私は寝てないんだ!」は論外ですが、不祥事等の発覚時にこういう対応をした経営者、日本ではもちろん、世界でもなかなか記憶にありません。JR西日本とも、比べるまでもありません。こういう自体で、本当の実力が現れるということなのでしょうね。私も常時自戒しなければ。

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"The greatest risk in life is doing nothing".
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週一程度は

2007年の球撞き 13回(27.5時間)

何かとあわただしく、すっかり週一ペースになってます。でも、このくらいの頻度は死守したいところ。まあ、事情があればあまり頻度を上げられないのは仕方がないので、当面は息抜きとして頑張ってもらいましょう。

週一でも、それなりに実力キープはできるかもしれませんが(まだ私のレベル程度であれば)、週一程度でうまくなったなんて話は聞いたことがありませんので、さらなる上達はちょっと諦めないといけませんね。ビリヤードを優先順位トップに置くことが難しい以上は仕方ありません。それくらいは受け入れられる大人にならないと(笑)。うーん、10代のころだと、受け入れられなかったかな?

まあ調子はそれなり。少なくとも、ストロークの質だけは良い癖をつけるように意識しておきます。
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2007年02月24日

引継書

さて、現在の部署が2月一杯になりますので、引継書を仕上げている最中です。自画自賛でなんですが、なかなか良い引継ぎ書になっているような気がします。

今のところ、文字がギッシリ詰まった状態でA4 33枚。本当は図表等も挿入した方がいいのでしょうが、図表についてはファイルサーバのパスを全て記載しているので、そちらを参照してもらえればOK。

内容的には、細かな実務手順から、過去の歴史・思想史、微妙なニュアンスや背景、現在研究途上にある案件、有用な情報ソース、こんなところをカバーしています。極論すると、これを読めば、頭の中だけなら1ヶ月でキャッチアップできるし、手を動かす部分含めても1年あればキャッチアップできるのではないかと思います。

後任の人には、早いところ私を追い越してもらって、より先の世界に進んでもらいたいと切に願います。そして、その先の世界のことについて、お返しに色々と教えてもらいたい。いつまでも頼られるのは気分悪いものではありませんが、それは組織能力を考える面では害があるのみです。

見過ごされれがちですが、引継ぎというのは、極めて重要な仕事です。単純作業系なら、引継ぎは比較的容易だし、逆にいえばそれをやらないと仕事が回らないわけなのですが、いわゆるホワイトカラーになると、事情が変わってきます。私の見る限り、ホワイトカラーの引継ぎはあくまで業務を回すのに最低限の知識だけ伝え、そのほかの部分は「あなたもまた一から苦労して頑張ってね」で済ませてしまっているように感じるのです。

過去、私が受けた引継ぎも同種のものでした。でも、そんなことをやっていると、組織内の一部が常時素人化を繰り返している状態なわけで、そんな組織に未来はないはずです。その組織が社会主義国家における組織でない限りは。

従って、私の考えでは、日本の会社にありがちな、専門家養成ではなく、ジョブローテーションを良いことだと標榜する組織の場合、まあその考えは前近代的かもしれない?という突っ込みはさておき、そういうのもあり、とここでは認めましょう。ただ、それを運用するにあたっては、引継ぎの質については十分なチェックが必要です。そもそも引継ぎとは何か、あるいは引継ぎをMECE(漏れなくダブりなく)に行えるようなフレームの提供、引継ぎ時間確保のための便宜あるいは強制、等々。

ホワイトカラーの場合、引継ぎの巧拙によって、熟練者のレベルが100とすると、後任の人が0から出発しないといけないのか、10からなのか、60からなのか、大きくぶれてきます。本人の資質もありますが、それはどういう引継ぎをしたところで表れるものなので、論点が別です。要は、引継ぎの質によるデルタ(差異)は、実はものすごくおおきいんだよ、ということです。ゼネラリスト養成を目指す組織が、引継ぎに無頓着なのは、ナイーヴすぎると思います。

一番最悪なパターンは、前任者が0〜10しか引き継がず、しかも前任者が未熟なパーソナリティしか持ち合わせていないため、後任の人がなかなか前任者に質問もできないような状況。これも、案外散見されるシーンですね。

こういう問題意識から、私の今回の業務引継は、後任の人が少なくとも50、うまくすれば75くらいから出発できるだけの質を出すことができたのではないかと自負しています。ただ、それはあくまで現時点での計画および期待値ですから、実際にどうなるのか、見てのお楽しみです。うまくいかないかもしれません。でも、その時は何が足りなかったのかを考えて、次回の引継ぎの質をもっと向上させれば良いだけのことです。

うーむ、もう少しこのあたりの考えを深めていけば、「引継ぎコンサルタント」「引継ぎアドバイザー」なんていう職種を創出することができるかも。いや、既に存在するのかもしれませんけどね。ただ、私は聞いたことがない。関連するという意味では、Learning OrganizationやKnowledge Management系の人たちなんでしょうが、引継ぎに特化するケースってのは珍しいのではないでしょうか。
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ベスト・クレジットカード

基本的に常用するクレジットカードは一枚。数年前までは、無印良品のMUJIカードを使用していました。このカードの特徴はなんといっても、「無印良品以外のところで、何を買おうが、2%相当の無印商品券をバック」というもの。これは凄かったです。例えば、30万円の買い物をした瞬間に、6,000円分の無印商品券をゲットできる。これが、あんまり使えない商品券なら問題ありなんですが、無印良品ほどの品揃えがあれば、何かしら有効に使えるものです。無印の服はなかなか良いので(一時期は山本耀司が関わっていたともいいます。今はわかりませんが)、最悪服を買えばOK。ただ、無印良品もさすがに大盤振る舞い過ぎたと気付いたのか、ある時、この制度はなくなってしまい、無印良品で買った場合のみ還元がなされるようになってしまいました。それをもって、私はMUJIカードとgoodbyeです。

現在使用しているのはポケットカード。これは、MUJIカードほどの還元ではないのですが、何を買おうが1%が割引されます。例えば、お店で5万円の買い物をすると、カードの利用額引落時の明細で、1%割り引かれ、49,500円の請求になってしまうわけです。これは、凄いことだと思います。残念ながら、一般的には「たった1%?」という反応が多いのですが、じゃあ、あなたがこれから一生のうちで消費する金額はいくらですか?と聞きたい。

私の場合、家計簿つけてるので概ね把握可能ですが、総支出額から、税金などカード決済ができないものを差し引いても、200万円程度はカード決済可能な消費があると思います(実際は、全てをカードでやれているわけではないですが)。すると、これをあと50年続ける場合、1億円。これに1%還元されると、100万円が戻ってくるわけです。それも、ただカードを使うだけで得られるわけです。何も面倒くさいことはない。一生に一度、カードの申し込みをして、後はそれを財布の中に入れておくだけ。さて、今は利上げ局面とはいえ、1%の利回りを得るにはノーリスクでは無理です。株や中長期債など、価格下落リスクもある金融商品でなければ、1%の利回り(しかも課税されない!)を得ることはできません。ポケットカードなら、銘柄分析も、確定申告も、面倒なことは一切不要。

併行して、ポイント制度もあります。私は今年度は図書カード5000円分を発注。

てなことで、極めて簡単な経済合理性判断をすれば、ポケットカードを使わないという選択肢は極めて取りづらいはずなのですが、どうもそれが常識、というわけではないのが社会の面白いところです。

注)ここではポケットカードをとりあげていますが、ポケットカードに匹敵する還元率を持つカードは他にいくつか存在します。だから、それらのカードに読み替えてもらってもOK。ただ、ポケットカードがトップの一角であることは間違いありません。また、海外ではもっと激しい還元率のあるカードが存在するかもしれません。世界は広いですから...
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2007年02月23日

あなたが年収1000万円稼げない理由

田中和彦「あなたが年収1000万円稼げない理由」読了。見るからに毒々しく、品のないタイトル。ただ、生きている以上はたまには毒も食らわないといけないかな、という感覚はこの歳になって出てきた感覚でもあります。気にくわなければ反論すればいいし、これまでは下品だといって触れもしなかった世界に、何かヒントが落ちているかもしれない、てなことで。

内容も、概ねこれまでに会得していたものと重なるもので、少々成功例の紹介にバイアスがかかっている感もあり、要はスピリチュアル系なんだなあと。ただ、ありきたりな得意分野も、それを3つほど組み合わせることで、非常に希少性のあるスキルに転換できる、という視点はなかなか良いのではないかと。確かにその通りだと思います。検索でも、キーワードを増やせば増やすほど、結果が絞り込まれますね。ただ、キーワードを増やした場合、それをまとめてほしがる人がどれくらいいるか、という需要サイドの話が欠けているところは片手落ち、という認識も必要でしょうが。

あと、サッカーの中田の現地語インタビューについて、あれは陰で相当努力してるんだよ、と。そんなの当たり前でしょ。語学なんて、センスも何もなくて、要はどれだけ時間かけたかが全てですから。ただ、ここで著者が言いたいのは、あれを見て「中田は凄いね」で思考が停止しているようでは、先が思いやられますね、ということなんだと思いますけど。

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2007年02月21日

OF HUMAN BONDAGE

W.Somerset Maugham「OF HUMAN BONDAGE」、以前邦訳を読んだ時を思い出しながら、原書も読みたいよね、ということでパラパラと呼んでいるのですが、やはり素晴らしい。私はそんなに小説をたくさん読むタイプではありませんが、私の読んだ範囲内では文句なしにナンバーワンの小説です。恐らく、死ぬまで座右の書になるであろう予感。



今週は火曜・木曜と飲み会。その他の日は、現部署の後始末とかで忙しくなりそうです。で、今日は自腹なんですが、築地でお寿司を。私の場合「わさびとガリを食するために寿司を食べる」なんですが、今日も健在。ほとんど赤身ばかり食べてたような気がします。要は、ネタはなんでもいい。ところで、一般的には赤身よりトロの方が高いし、愛好家も多いような気がしますが、時代がボタンを一つ掛け違えれば、赤身の方がうまい、というのが常識になっていたのかも、という気もします。「トロなんて脂の多い部分はゴミだよ、やっぱ締まった赤身じゃなきゃね」みたいな。ただ、それが現実化すると、赤身の値段が上がるので困ります。てなことで、やっぱりトロより赤身に軍配を上げる私にとっては、現在の価格体系の方が望ましいということになります。まあ、実際はマグロの部位分布の問題で、トロの方が希少だから割高、という構図になっているんだとは思いますが。



新しい仕事に関連する書籍はどういうものがあるかなあ、と丸善丸の内店へ。うん、色々あります。まずは新人のうちに100冊くらいこなさないといけないかなあ、と。しかしながら今日のところは下見まで。気がつくと、全然関係ない新書を5冊買ってしまっていました。やはり本だけは衝動買いしてしまいますね。しかし、この丸善はかなり売り上げがあるように思えますが、丸善自体は全然儲かってないんですよね。土地代が高いのはわかりますが、土地代というのはそれに伴って売り上げが付いてきていればペイする水準になってるはずです。新刊店というのは基本的に儲からない構造なのか、それとも丸善の経営自体に手落ちがあるのかよくわかりませんが...。



RSSリーダって、まだデファクトスタンダードはないみたいですね。従来、Webタイプの「はてなRSS」を愛用していましたが、登録数が多くなると、ちょっと取り回しが不便。で、いろいろ探してみましたが、これというものがありません。有名な「Bloglines」も試しましたが、ちょっと動作感にストレス。

ひとまず、家には「goo RSSリーダ」のアプリケーション版をダウンロードしました。アプリ版だけあって、動作は申し分ありませんし、Web版と同期できるのもナイス。難点は、Web版は少々重い。特に、職場のPCは貧弱なので、昼休みに閲覧しようとしてもストレスが溜まります。ただ、もうじきPCの更新期を迎えるようなので、それを超えればそれなりに快適化して、落ち着いてくるかも。

ただ、gooにも色々と改善してほしい点はあるので、気が向いたらフィードバックでもしてみようかなと思っています。
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2007年02月18日

脳を鍛える

立花隆「脳を鍛える〜東大講義・人間の現在」読了。

「脳を鍛える」で検索すると、脳トレブームもあって、かなりの数がヒットしますが、これはいわゆる脳トレ系ではなく、本格派です。全科学の統合的な学習という私の意識からすると、実は立花さんはその大先達だったということを知りました。歴史上は無論、もっと数多くの猛者がわんさかいますけれど。

タイトルの通り、東大駒場の教養課程での授業内容。人間および科学の歴史に触れながら、現代科学のカバレッジまで押さえ、結論としては学生に「無知の知」を伝えることが主題のように思えます。例えば、高校生までに教わる科学って、実は1900年以前の知識ばかりなんだけど、現代を生きる上で本当は1900年以降の知識がすごく重要で、この現状はものすごく恐ろしいことなのですよ、等々。

現代人は、「シェイクスピアを読んだことがある人」「熱力学第二法則を説明できる人」のどちらかに分化しちゃっていて、両方をカバーしている人が少なすぎる。(逆に、片側さえカバーできてない人については立花氏は触れていません。論外ってこと?)でも、21世紀をまともに生きていくためには、両方押さえる懐を持ちなさい、と。

18歳、19歳の人に向けての講義だけど、私が聞いても全然陳腐じゃない、私はこんなことでいいのだろうか?と焦らされます。それと同時に、ちょっと昔の自分への憧憬を禁じ得ない。でも、そこに戻ることはできないわけだから、その10数年の遅れを認識した上で、今後精進を続けるしかありませんね。

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慣れと補正

2007年の球撞き 12回(25.5時間)

一週間ぶりに。前回同様、改めて狙いをしっかりと撞くと良い感じです。従来、狙いは感覚だよとばかり、悪く言えばいい加減に狙っていて、それでも相応に入るようにはなっているわけですが、改めてイメージボールをビシッと狙う意識で撞くと、より精度が上がるような気もします。

結局、しっかりと狙いながらも、同時にそれを慣れとして蓄積していくことが正道なんだろうな、と。

特に、微妙に角度が撞いているショットは、感覚的に狙うと錯覚もあるし感覚の粗さもあって、精度が落ちがち。厚めだと、実はかなり精巧な狙いが必要になってくるんですね。1mmの差が、ポケット地点では数センチの差にもなってしまう。特に厚い狙いは、しっかりとイメージボールを見てショットするべきなんだろうなと。

併せて課題のキュー軌道は駄目。まだどうしてもキュー先が潜ってしまう癖が抜けません。
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マネーロンダリング入門

橘玲「マネーロンダリング入門」読了。私自身これまであまり考えてなかったけど、こういうのも一つの生きる技術ではあるなあ、と再認識。これが本書の本題かどうかはわかりませんが、そういう読後感が強かったです。

「善悪には触れない。ただ、これが現実である」という件がありますが、確かに善悪判断は個々人がすればよいのですが、少なくとも世の中にはこういう分野で知恵を働かせている人がいて、その中には非常に頭の良い人もいるなあ、と。これも現実。

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2007年02月17日

ロフテー快眠枕その後

さて、一週間弱使用してみました。現在のところ、首・肩の疲労感が軽くなったような気もします。ただし、これは本当に効果があるのか、プラシーボ効果なのかは全く判断がつきません。ひとまず、感覚的に悪化はしていない、ということで、現時点では及第点評価はできるのではないでしょうか。

素材は低反発ポリウレタンから樹脂パイプに変更されましたが、これは二年前あたりまではずっと慣れ親しんだ素材だけあって、少々のブランクがあっても違和感なく過ごすことができています。

低反発ポリウレタンは、単純なイメージでは、常に最適な状態にフィットするような誤解もされがちですが、実はそうでもなく、頭の重みとウレタンの反発力で枕の高さというのは物理的に決定されてしまうわけです。なので、結局のところは適切な高さの枕をチョイスする、という点が、素材よりも優先されるべきであって、その意味ではロフテー枕工房のアプローチは「とりあえず低反発売っておけ!」というスタンスよりは誠実なものだと感じます。
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動因を考えると

異動とセットの歓送迎会続き。儀式という面もあるけれど、個人的な感覚だと、半分は儀式だけど残りの半分は形式じゃない人と人とのつながりだよな、というのが感じられて、救われます。

さてあるところで読んだ件について。人というのは、時には近視眼的になります。他人を見ていると感じやすいですが、自分も恐らくはそうなっていることがあって、なかなか自分では気付きにくい。そうした状況から抜け出すコツの一つとしては、「自分を踊らせている構造は何なのか」に思いを馳せてみることだと。

確かに、そうかもしれない。その動因は、ケースバイケースで、社会慣習、組織利益、だれか個人(他人)の利益、流行、権力、不安、こういったもののいずれかであることが多いように思えます。例えば、自分がある判断をするときに、それは本当に自分の判断でやっているのか、それとも社会慣習に踊らされてやっているのか? これを突き詰めて考えると、実は、自分の判断ってなんなんだろう、と突き当たります。まさかとも思いますが、自分の判断と思っていたことが、実はある権力に迎合するための判断に過ぎなかった、みたいな。

過去の知の歴史からは、人生は無意味であり、残るのは単なる価値判断と運不運に過ぎない、という答えは出てしまっている、というのは現在の私見です。すると結局、ニヒリズムに耐え続けることは無理そう、しかしどうやって抜け出すかは迷っている、という数百年前の状態から私は一歩も抜け出すことができていないことになります。全く埒があきません。
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2007年02月11日

ロフテー快眠枕導入

東武百貨店内の「ロフテー枕工房」にて、快眠枕を導入。購入時の流れは簡単なもので、最初に背中から首のへこみ幅を計測し、あとは実際にベッドで合わせながらサイズ決定。その後、いくつか素材を試しながら最終決定。10分もあれば完了です。

素材は寿命が長いポリエチレンパイプをチョイス。10,500円也。最近こそ低反発ポリウレタンを使っていましたが、それ以前は長いことポリパイプのシンプルな枕だったため、パイプに回帰。

これにて、「起きてもなんだか疲れてる」という状態の頻度が減少すれば安い買い物なのですが...どうなることやら。今夜がエンデバーです。
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狙いは的球

2007年の球撞き 11回(24.0時間)

2月も半ばが近づいてきましたが、今年11回目。昨年よりはペースが落ち気味ですが、他に色々あるわけで、これはやむをえません。貴重な息抜きとしてボチボチ続けていければ。

やはり狙うときの視線は的球、これが鉄則だということを確認しました。これまでは視線がぼやけていたのですが、これを意識することでシュート率がアップしたように思えます。

ストロークの軌道はまだ全然イメージ通りいきません。軌道に集中するとキュースピードが狂ったり、バタバタです。これは時間がかかるでしょう。
posted by LHNMeaning at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ビリヤード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エッセイ4本

大学院の英文エッセイ4本、手をつけてなかったのですが、締め切り直前なので仕上げないとなあと。昼からスタートしたのですが、結局3.5時間くらいかかりました。A4 1枚のやつを4問なので、2時間くらいでできるかな?と思ったけど、どうも書くのは全然苦手みたいです。

本当なら、英語がmother tongueの人にチェックしてもらったりした方がいいのでしょうが、もうそんな時間はないことが一つ、変に対策するよりありのままでいいじゃん、という開き直りが一つということで、そのままファイナライズ。なんとか言っていることはわかるはずです。もし、excellenceが欠けているという理由で選外になるのであれば、それはそれで本望。

そもそも、異動等もあり、そのほかもいろいろあって、本当に入学していいんだろうか?という気もするのですが、ひとまず受験料3万円は捨て金扱いで、入試プロシージャは継続してみようと思います。最終決断は、入学金支払期限ということですな。入学金も捨て金にできるほど私はリッチではありません(笑)。
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2007年02月10日

立花隆の読書術

立花隆「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」読了。

書評部分は、噂通り、ただただ圧倒されます。冒頭に読書術や書籍の文化的価値に関する序論があるのですが、そこにある速読術というのは、私もこれまで試行してきた非常に正統派のものでした。一言でいえば、「全体構造把握と流し読み、必要に応じ精読」。本が進まない場合は、たいてい全て精読しようとする場合かと思います。そして、時間もそれなりにかかる。500ページの本でそれをやっていたら、人生が何度あっても足らないというのが現実でしょう。私の読書量というのが、せいぜい人並みに留まっていたのも、それが理由かもしれません。貧乏性なのか、ついつい隅まで目を通さなきゃ、と感じてしまっていたのですね。ただ、それでもいいよ、一年に二・三冊、ゆっくり味わえれば十分、という人もたくさんいるとは思います。

でも、それで満足できない人は、やはり何らかの速読作法を自分なりに見つけていくしかない、というのは最近遅ればせながら確信してきたところ。速読といえば、マインドアップ&フォトリーディングもかつて触れたことがありますが、その本質は立花氏のものと何ら変わりがありません。

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移動(異動)疲れ

今週は九州へ二度の出張(ともに一泊二日)があって、本日二回目の出張を終えて帰京したのですが、もうぐったり。移動自体も疲れるのですが、私の場合はどうもホテルで寝るのがイマイチ快眠とはいかないようで、その影響が大きいのかもしれません。そう考えると、福岡程度であれば日帰りの方が案外らくちんかも。一般論としては日帰りは疲れるよ、ということなのでしょうが...

あとは、異動がらみでいろいろと頭の体操をしているので、そっちも少しは疲れに貢献しているのかも。

空港の書店を眺めていて、ついつい立花隆氏の文庫を二冊購入。無論、知らないわけないのですが、実はあまり読んだことがありません。大学時代に当時ベストセラーだった脳関係の著作にトライしたけど、ピンとこなかったという素朴な理由。今回は、また色合いの違うものにしましたが、立花氏の読書量およびそのジャンルの多彩差は定評に違わず、信じられないものがあります。そもそも、よくそんなに時間と頭脳スタミナがあるよな、と。

そういうのを見せられると、私は甘えているのかな?なんて自問させられてしまいます。

さて、異動に伴って周辺事情もささやかながら変化するわけですが、これも私のrecognition次第で本当に見え方が変わってきます。最初はいろいろわかんないことがあって大変だなあと思いながらも、見方を変えて、転職してその部署に配属になったことを考えれば色々な意味で楽だし良い条件でもあるなあと思ったり。解釈というものは、日々感じているほどには単純なものではないことがわかります。

あるいは、ふと「実は、隣の席の人がどういう仕事してるかって、全然知らないかも?」というのも個人的には新鮮な発見。隣というのは極端でも、隣の部となれば納得感が益すのではないでしょうか。その延長でいえば、隣の家の生活ルール、これも全然わからない。そのように、世の中には色々と知らないことばかりってことです。少なくともミクロ的には。マクロ的には共通して言えることはありますね、例えば、長期的なキャッシュフローマイナスは避けなければ破産、等々。仕事でも同様で、メタな部分はどんな職業でも共通性がたかいけど、もっと下層では別世界ばかり。で、人間が直接にぶつかるのは、まずはミクロの世界ですから、相応のとまどいも生じますよね。

この話は、先日の畑村氏の「対応力というのは、要はテンプレートの充実度。テンプレートの充実のためには、とにかく行動」という認識、あるいは微分方程式に絡めた「現象から法則へ進むことは可能だが、法則から現象に進むことができないという非対称性は重要」という認識、これらともボンヤリと連関があるような。

結局、世の中いろいろ興味深いことに満ちてるなあということで、立花氏の足下に及ぶ程度の読書量は維持したいのですが、残念ながら現状は一桁以上の違いがあります。なんせ、彼は一日数十冊をこなしてしまうといいますので(笑)。無論、速読テクニックを使ってなんですけどね。書いてあることを素直にたどるような素直な読書は、もうタイムコンスーミングすぎて、彼はやってられないそうです。なるほど、目的によってはそういう考え方もありでしょう。
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直観でわかる数学

畑村洋太郎「直観でわかる数学」読了。著者名を意識せずに買ったのですが、よくよく考えてみると「失敗学」の畑村氏でした!

著者曰く、「30年来の思考の集大成」とのこと。それについて少し考えてみると、著者ほどの頭脳が長期間うんうん言って構築した思考を2000円程度と数時間で味わえるわけで、これは凄いことだな、と。

本というものはすべからくそうとはいえ、この本は特に読者の立ち位置によって得られるものも変わるのかなと。私はそんなに数学に造詣が深いわけではありませんが、そんな中でも、微積分(財務関係のオプション・デルタ等で関係)、確率論(リスク管理、収益シミュレーション等で関係)は多少かじっているので、多分そうではない人とは違うところに着目しつつ読み進んだんだと思います。結果、何か有用な答えがあるというよりは、単に「それを言っちゃあおしまいよ」という忌憚ないコメントで斬ってある印象なのですが、現実世界にはなかなかそれをはっきり言う人がいないので、「ああ、世の中には同志もいるんだな」という感慨に似たものを得ることができました。

その他、本題と関係ない部分での著者の思想の端々がやけにピンと来たり、私にとってはヒット作。惜しむらくは、偏微分までカバーしてほしかったけど、それはなし。続編はあるようですが、そっちは方向的には小学生の算数という、ある意味コアな方向に行ったらしいので、そちらはひとまず置いとくかなあと。

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評伝シャア・アズナブル(下)

予定通り下巻も読了。引き続き完成度高いです。作品を通じてベースとなる著者のシャア観は、

■「公」の目的のために「私」を捨てた
■目的の大きさと、自己の能力がそれに足りないのでは?という自覚
■偶像の実態への醒めた見方と、それにもかかわらずの自己偶像化

あたりかと思います。なるほど、いわれてみればわかりますが、とても作品そのものを見ただけでは私にはそこまでの洞察はできません。私の認識力なんて、まだまだ赤子同然ということを思い知らされますが、その落胆を差し引いても読後の満足感は非常に高いものがあります。

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2007年02月08日

単語チェック

■Construction giant Taisei Corp. conducted a seismic assessment for...
seismicは relating to earthquakes。どうもseismicからearthquakeを連想できず。

■Germans are so complacent,
complacentは satisfied, eager to please

■Thoma cited the stalemate between his family's firm and...
stalemateはチェスで「差し手がなくて勝負がつかぬこと」

■In recent years China has played a growing international role in fighting the proliferation of space junk.
proliferationは rapid increase

■I don't think today's verdict was a stern execution of law.
sternは「厳格な」

■Outside the board room, at least, sobriety seems in short supply.
sobrietyは、soberの名詞でした... しらふ、まじめ。abstinenceは少し違ってて、「節制、禁酒」。sobrietyの反対語は、inebriety

■and this is a comeuppance that is deserved --- the need for some retribution,
comeuppanceは発音「カマパンス」、アクセント「マ」、意味は「当然の罰(口語)」、retributionも似た感じで punishment

■was arrested and charged with placing a hoax device and...
hoaxは「かつぐこと、悪ふざけ」

■a candidate who supports the introduction of universal suffrage here.
suffrageは発音「サフリッジ」、意味は選挙権・参政権、投票

■An isle of green on Moscow's somber fringe
somberは dark and groomy, dark in colour, serious and melancholy、ちなみにmelancholyは「憂鬱、ふさぎ込み」

■Government meddling claimed in climate science
meddleは interfere in somebody else's concerns、お節介。
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評伝シャア・アズナブル(上)

皆川ゆか「評伝シャア・アズナブル」上巻 読了。帯の「龍馬に学べ?いや、シャアでしょ」が素晴らしい。内容もそれについてきてます。よくぞここまで書き込んだ、と感嘆する出来映え。私などが原作を何回繰り返し見ようとも、同レベルの解説を書くことはできないでしょう。これは人類の叡智です。引き続き下巻も。

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2007年02月07日

Vistaはメモリ1Gじゃダメ!

PC Watchの記事で、Vista導入に関するコラムが。なんと、そこでは「Vistaにはメモリ2Gが必須。できれば3G」との記述が。通常、雑誌等ではやっぱりメーカーの肩入れが必要なので、できるだけハードルを下げるためか、1Gあれば十分というのが一般的風潮でした。一方、これはもうちょっとライター自身の色が出るコラムなので、体感速度は個人差があるとはいえ、非常に信憑性が高い情報かなと思います。

うーん、私のPCはXP及び私の用途には十分な1Gしか搭載されてませんので、更に1G買って、Vista Home Basicも買って、というのはさすがに許容できません。なんとなく、テレビ等で見てるとVistaもいいかなと思い始めていたのですが、やはり当分は不要だという方向に再転換しちゃいました。
posted by LHNMeaning at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | PC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昨日の事故

昨日電車が止まった件、こういう背景があった模様です。

電車にはねられ警官重体・東武東上線

 6日午後7時半ごろ、東京都板橋区常盤台の東武東上線ときわ台駅構内で、踏切から線路上に入った女性と助けようとした男性警察官の2人が下り急行電車にはねられた。警官は同駅に隣接する警視庁板橋署常盤台交番勤務の宮本邦彦巡査部長(53)で、頭蓋骨(ずがいこつ)骨折で意識不明の重体。女性は同区に住む無職女性(39)で、骨盤骨折などの重傷という。

 板橋署の調べによると、午後7時ごろ、女性が遮断機が下りた同駅わきの踏切に入り、線路上に立っているのを通行人が発見。駆けつけた宮本巡査部長が女性を引きずり出し、同交番で保護したが、女性は逃げ出して再び警報機が鳴る踏切に入った。さらに線路上を走って駅構内に逃げ、追いかけた巡査部長がホーム下の空間に押し込もうとしたものの間に合わず、電車にはねられたという。

 目撃者によると、2人は駅構内の線路上で1分ほどもみ合いになり、ホームの乗客らも女性を引き揚げようとしたが、抵抗して従わなかった。(07:01)

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/
20070207AT1G0605K06022007.html


復旧見込に関する情報提供はやっていただくとして、背景は背景で、事情があるわけです。こういう勇気ある警官がまだまだいるということをわからせてくれた点については、無事を祈るとしかいえません。

実質加害者の女性はどうしようもありませんね。自殺したくなる気持ちになるケースがあることはわかります。そして、本当に自殺を決意して、踏み込むところまできたこともわかります。でも、邪魔する人がいるなら、他でやれよ... それだけ決意しているのであれば、自分で一酸化炭素の作り方くらい調べて、誰にも迷惑をかけないようにやればいいのですが、おそらくは平常心を失っていてそういう判断まではできなかったのでしょうね。

結果として他人を危険な目に遭わせてしまった以上、精神錯乱は言い訳になりません。正直者が馬鹿を見るのもこの世の現実だけど、こういう事態を目にすると、やりきれない気持ちになりますね。

ところで、マクロで見てしまうと、こういうのも一つのnにすぎなくなっちゃうわけです。このように、事象をnと見るか、個と見るかで解釈はずいぶんと異なってきて、これがいろんな悲劇のきっかけになることもありますね。これは避けようのないジレンマなのか、何かまだ見ぬソリューションがあるのか。
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今使っている枕は、1000円くらいの低反発枕です。今週の週刊アスキーを読んでいて、ミズグチ氏のマンガのネタは「ロフテー」。枕の会社でした。そこでフィッティングしてもらった枕を使ったら、明らかに眠りが違ったとのこと。

思わずインスパイアされてしまいました。枕に10000円とか払うのはちょっと、という思いもあったのですが、人生に占める睡眠時間の長さを考慮すると、少しはこだわってみる価値はあるかもしれません。デパートには概ね「ピローフィッター」なる人々が待ちかまえているようですから、今度出撃することにしましょう。

もうクルマ無しの生活にも慣れたことだし、枕くらい多少贅沢しても許されるのではないかなと自己正当化。



電車が止まっていたので仕方なく本屋に行ったところ、以前チェックしてたけど買わなかった「評伝シャア・アズナブル」上下巻を発見。文庫本同等のプライシングなので迷わずゲット。

人間、本当にオリジナルな生き方なんて存在しなくて、誰しも何らかのロールモデルを持っているはずです。人によっては、ある一人の影響が非常に強かったり、ある人はいろんな人から少しずつ何かを感じていたり。

男子たるもの、やはりシャアはロールモデルの一名として欠かすことはできないでしょう、と。セリフを真似するとか、そういうことではなくてね(笑)。
posted by LHNMeaning at 01:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鉄道事故時の顧客満足度改善

帰りに、東武東上線が人身事故で止まっていました。こういうときよく見かけるのが、駅員に向かってキレる客。理由はいろいろあるのでしょうが、想像するに「俺は急いでるんだ、どうなってんだ!」的な素朴な理由も相応にあるんじゃないかと。

個人的には、踏切や駅があって、自殺志願者や前後不覚の酔客がこの世に存在する限り、電車が止まることは一定の確率で発生することは避けられない、だから発生したらしたで焦っても仕方がないというスタンスです。駅員に詰め寄ったりはしません。

しかしながら、駅員の対応(アナウンス)に満足しているかというと、そうでもなく、「もう少し知恵を使えないものかな」と思っています。私の場合は、要は、いつごろ復旧するのか?ということ。これを聞くと、たいていの場合は「わかりません」という答えです。まあ、その駅員は本当にわからないのだろうから、それは仕方がありません。結果、私はあてのないギャンブルに出るしかなく、待っていたら予想以上に時間がかかって、遠回りの振り替え輸送の方がましだった、あるいは振り替え輸送を使っていたら、とっくの昔に復旧していた、こんなケースがあります。無論、ラッキーな逆の例もありますけどね。

私の希望は、もう少し判断材料を提供してくれてもいいのではないかということ。正確な予測を、という無理はいいません。完了するまでは確実な予測なんてことはありえず、常に何らかの不確実性は存在します。それは避けられない。

ならば、できることは、事故発生時のサンプルを蓄積して、統計的に復旧時刻の期待値と分散を提供することではないでしょうか。これだけ提供してあげれば、後は顧客のOWN RISKで判断するというのは非常にフェアな役割分担だと思います。

まず、事故における主要なプロパティを入力。例えば、人身なのかどうなのか、その人がどういう状態なのか、発生地点と病院の距離・規模、警察の距離・規模、発生地点へのアクセシビリティ、発生時刻、等々。それらを上手に設定できていれば、過去データから、期待復旧時刻は21:20、片側1シグマ22分、2シグマ42分、3シグマ121分、こういったデータが出力されて、各駅でそれをアナウンスする。すると顧客は「3シグマでも用件には間に合うわけだから、もうそのあたりの時間まで近くでお茶でもしてるか」、「1シグマで22分か、それ以上の遅れは許されない。ならばやむを得ない、タクシー使うしかないだろう」等など、個々の事情に応じたフレキシブルな判断ができるわけです。少なくとも、「復旧のめどが立ちません」を連呼するだけよりは、非常に顧客満足度が高いのではないかと思います。

これくらいのことは、簡単にできるような気がするんですけど、どうなんでしょうね。もし私が鉄道会社にいたとすると、このプロジェクトやってみたいものです。
posted by LHNMeaning at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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