その所以は「管理者とリーダーは全く別物」という視点に言い尽くされます。これは実はみんなわかっているようでわかっていない点だと思います。一般的には、混同されています。会社の人事制度しかりですね。別途、「担当としての能力と、管理職としての能力は必ずしも相関が高くない、つまり別の能力が求められる」というのがあって、またこれも一般には誤解されているポイントですが、加えて管理者とリーダーの定義を私に印象づけてくれた本著の功績は大です。
そういった衝撃的なテーゼで導入した後は、一見TIPS集にも見えますが実はSPIRITUALなリーダー論で、このあたりは一つの意見として参考までに。最後に、リーダーは辛い面もあるけど、やりたいことに集中できるから面白いよ、とありますが、これはちょっと浮世離れしてますね。なぜなら、一般的な会社ではリーダーと管理者が混同されていますから、管理の仕事がたくさんあって、リーダーどころじゃなくなっちゃうのです(笑)。
いずれにせよ、本書は決してアカデミック系ではありませんが、今後組織論について頭を使っていきたい人には必読の書だと思います。時間もそう取りませんので機会費用は小さいですよ。
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